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マイクロバブル発生装置ラインナップ
マイクロバブル(ファインバブル)とは?
直径が0.1~0.001mmの非常に微小な気泡のことをマイクロバブル(ファインバブル)と定義します。
水中滞在時間が長い、気泡接触面積が非常に大きい、高密度気泡群の形成、吸着性を持つなどの
様々な工学的特性を有しています。この特性を活かして、工業、化学、農水、医療、環境などの
様々な分野での利用が進んでいます。
近年、技術の国際標準化(ISO)を目指し、ファインバブル産業会が設立されました。
マイクロバブル、ナノバブルの名称もファインバブル、ウルトラファインバブルという名称に
変わりつつあり、国内のみならず世界的に普及が進んでいます。
マイクロバブルの特性1 -浮上速度-
マイクロバブルは、上昇速度が非常に小さく、ミリバブルに比べ長く水中に滞在することができます。
この特性は、高い溶解効率に寄与しています。
マイクロバブルの特性2 -帯電性-
マイクロバブルの気体表面には、OH-が集まりマイナスの電荷をもっています。この電荷は液体の
pHにより変化し、アルカリ性ではマイナスが強くなり、酸性では電位が中性に近づくことが知られています。
同じ電荷をもった気泡は反発し、合一しないため、高密度気泡群を形成でき、大きな気液界面を液中に
展開することができます。気泡が帯電するメカニズムはまだ解明されていないが、気液界面にH+やOH-が
集まりやすい特性があり、水に比べてイオン密度が高くなるため、結果的に界面が帯電しやすいといわれています。
また、OH-の方が集まりやすいため、pHが中性では界面はマイナスに帯電している。
マイクロバブルの特性3 -自己加圧効果-
水中でマイクロバブルは表面張力の収縮作用により、気泡内圧が増大し、気体が溶解します。これにより、
ガス溶解に優れている所以です。
自己加圧効果参考動画(YouTube動画)
マイクロバブルの特性4 -圧壊現象-
超音波のキャビテーションと同じく、マイクロバブルに物理的衝撃を与えると、急激に気泡が収縮し、
断熱圧縮作用により気泡内の温度、圧力が急激に高まります。この時、消滅する瞬間、数千度、数千気圧の
極限反応場(ホットスポット)を形成し、周囲に衝撃波を放ち、消滅すると考えられています。
この時生じるOHフリーラジカルは、様々な化学物質を分解することができます。
また、洗浄において、衝撃波による汚れの剥離が期待できます。
圧壊現象参考動画(YouTube動画)